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REPORT: yohaku春服販売会「はるはるんるん」

会期:2021年4月10日(土)〜 4月18日(日)
企画:yohaku, してきなしごと


2021年4月10日より、9日間開催された、yohaku春服販売会。してきなしごと ギャラリーに並んだのは、オーガニックコットンを使用した定番服や、今や希少になりつつある日本の伝統的な技法が施された商品、そして”yohaku spring collection”からは春めく色の企画ものまで。「長野県内で唯一、東京のカットソーブランドyohakuの服を幅広く見られる場」として開かれるこの販売会は、今回で3度目の開催となりました。

2020年の3月下旬に開かれた前回販売会『ぬくぬくはるはる』では、春を目前としつつも依然として寒さの残る時期に焦点を合わせ、冬服をメインとしたラインナップを提供しました。そして今年は、「はるはる」の部分と要素を引き継いだ、『はるはるんるん』。軽くてあかるい季節「春」にフォーカスした会にできないかというしてきなしごとの思いから、心躍るイメージを大事にした春服販売会を開催するに至りました。薄手の羽織りやロンT、夏まで履けるカラフルなレギンスに、腕を通すだけで気分が明るくなるワンピース。外気も暖かくなり、黄色・ピンクの花々や新芽の緑が目につくなるようになる4月。そんな季節にぴったりの洋服を安曇野の森で見られるイベントを行いました。

この様なコンセプトを元に販売することとは別に、「Yohakuの服を、より幅広い着方で、より多くの人に」という可能性を模索すべく、新たな形で発信活動をするという試みに挑んだ場でもありました。会期前から始めたSNSでの宣伝では、東京の街並みと商品着用姿との写真を、コンスタントに公開。日常に寄り添うだけでなく、どんな人でも如何様にでも着こなせる服としての価値が、yohakuの服にはあります。そんな「ボーダーレスな衣服」としての一面を、「詩だけじゃない、デザインだけでもない、なんでもやる」という点では同じく「ボーダーレス」なしてきなしごとが引き出す。してきなしごとだからこそ持ち得る視点で、切り取り、発信しました。写真に収めた着用風景をフリーペーパーとして冊子に綴じ、持ち帰ることができるようにした他、会期中には着用動画を公開することでコーディネートの幅広さを表現しました。

新しい視点と手法でyohakuの服を魅せ、そしてそれを変わらず森で並べる。来た人が晴れた気持ちになれる様な、商品と場とのコラボレーション。yohakuというブランドと、してきなしごとだからこそ果たせる、生きた販売会。季節が変わる様に、人も組織も物事のあり方も、当然のことながら変化してゆきます。服を作るだけではない、服を売るだけでもない。めまぐるしく、変化に富んだ販売会が、今年も安曇野の森で開催されました。

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