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儘に

おやき店「儘に」は、2021年2月、長野県安曇野市にオープンした。製造・販売するのは信州の郷土食〈おやき〉だが、シェフ・白澤岳志氏の長年の料理人としての経験を活かして、地元の食材や多様な調理法を用いて自由な発想で生み出す〈進化系おやき〉が最大の魅力だ。店名の由来は、〈お客に寄り添いながら心のままに仕事をしていく〉ことから。創作性の高いおやきを売り出すのには、テンプレート化した社会・世界への違和感や、〈変わっていても大丈夫〉というメッセージも込められている。特徴的な商品とそこに託された思いをもとに、ロゴマークをデザインした。

ロゴは、おやきの形と色。そのなかに描かれる不思議な形は、〈さまざまな食材〉〈自由な発想・調理法〉を表すと同時に、〈変わっていても大丈夫〉という多様性を受け入れる姿勢をも表現している。子どもには楽しげに見え、大人には意味や背景への興味が湧くデザイン。さまざまな形は、信州の豊かな自然の形や季節の移ろいにも通じているとともに、並べ替えるとアルファベットで「MAMANI」「OYAKI」「LOVE」の字形にもなっており、調理ガイドや商品パッケージ、そのほかの広告PRの場において、エンターテイメント性の高いパフォーマンスが取れるように設計した。


Client: mamani
Art Direction: Go Uchida
Design: Go Uchida

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