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eteläの詩

Client: Minami Minemura(etelä)
Frame: Koji Moriya(FLATFILE)
Poem, Handwriting: Go Uchida



「etelä」は、長野県松本市を拠点に、ヒンメリを制作している。ヒンメリは、元来、古代ヨーロッパのゲルマン民族・ヴァイキングの間で、冬至の頃の祝祭・ヨウルで用いられた装飾品。それまで様々な業種に携わってきた峯村みなみ氏が、2012年に出会い、「作ってみたい!」と強い衝動に駆られ、制作し始めた。現在は、地元農家から収穫後の藁を買い取り、素材の準備・手配から携わっている。2015年以降イベント出展を経験。2019年秋には、個人事業主に。これから続いていく営みに寄り添うものを、という要望に、詩を執筆した。天然の藁を使用するヒンメリは、日焼けによる変色など、経年変化も楽しめる。詩は、藁と同じように黄味がかった用紙にハンドライティング。紫外線をカットするアクリルではなく、ガラスを使用、あえて日焼けできるようにした。額縁の形状は、藁の形を模倣して円筒状に。こちらも無塗装仕上げにし、経年変化を味わえるようにした。


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