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PHOTO REPORT: 東京朗読LIVE 高架下の詩

日程:2025年12月11日 木曜日
時間:18:30開場 19:00開演 22:00終演
会場:流浪堂(東京, 学芸大学)



2018年から続いた、慣れ親しんだ長野県松本市での「花とボタンホール」が幕を閉じ、初めて望む東京でのクリスマスLIVE。観客、関係者、会場の招待客によって会場を埋め尽くす人の影。アンコールを含め3時間30編の朗読LIVEは無事完走しました。言葉を丁寧に聞く文藝愛好な会でもなければ、サブカルチャーやカウンターカルチャーのようなアンダーグラウンドに入るわけでもない、ただただ純粋に「エンターテイメント」であること。結局のところそれこそが、最もファッション化されていない詩のあり方で、詩にとっても最も自由でいられる時空間なのでは——そう思うウチダの、このありそうでないスタンスの朗読LIVEを、多くの人に愛される名店・流浪堂という場所で、10年ぶりに、しかも素晴らしいコンディションで開催させていただけたこととても、とても、嬉しく思います。今年何度もLIVEを見に来てくれた常連客の皆さん、ウチダゴウ朗読LIVEを初めて聞いてくれた方々、皆々様、本当にありがとうございました。


Audience Review
▶︎高架下の朗読会は、本に囲まれて、電車の音と振動をスパイスにした劇場の様な空間で、詩を聴きにいけて良かったです。「かざりたつまちで」と「発表会」が良いなと思っていたら、「きのこ」が良かったなー。不意に、ガツンとやられた感覚。アンコールの「ふくをきてめいくして」も、やはり好きだけど、「きのこ」を聴けて良かったですよ。(50代, 男性)

▶︎夜の学芸大学、高架下の古本屋「流浪堂」を初めて訪れる。開演時間になりウチダゴウさんがステージに登場するも、朗読はなかなか始まらない。しかしながらそこにはあらゆる音が生まれては消え、既にいくつもの詩が存在していると気づく。あれは演奏だったのだと。
この1年を包み込むような、あんなに心地良い「沈黙」は初めてでした。年の瀬にいい時間を堪能させていただき、ありがとうございました。
初めて参加した朗読ライブ、リズムが無いのに体を揺らしたくなった自分はちょっとヘンなのかもしれませんが、自分にカビがはえたことを喜んでいるゴウさんには到底かないません。(30代, 女性)

▶︎花とボタンホールは、その年の自分を労いに行くようなところが強かったですが、高架下の詩は何かを受け取りにいく時間だったなぁ、と。場所が違うせいなのか、寒さが違うからなのか、タイミング的にそうだったからなのかは未だわかりません。
1部の最初の詩がはじまるときのあのとても独特な間の後、予想外にしっとりした感じで始まったなぁと感じました。ライブで聞いたことのある詩は、次の言葉とリズムが頭に浮かんでくるので「そうそう」って思いながら聞くのが常ですが、今回はそのリズムがことごとく裏切られるような、いつものゴウさんのリズムではない感じがあるのが、いい違和感でした。もっと言えば、ゴウさんの型をゴウさんが超えていくようなそんな感じがしていました。1部はなんだかそんないつもと違う感じに翻弄されて?ふわふわしているうちに終わってしまい、2部の詩の方が印象に残っています。「こずみっくおれ」、「ふぁんたじー」、「高架下の詩」、が今回はとても好きでした。今回は読まれなかった「ずっと」を、体現したようなライブだったなぁ。と、2週間経って思っています。世界は変わるし、言葉の受け取られ方も変わっていくし、読み方も変わる。でもここで詩を読んでるから、好きに受け取りに来たらいいよ。ってゴウさんに言われたような気がします。聞きながら感じた違和感、言葉の置き方読まれ方、そういったものと自分のいまのタイミングが合わさって、そう感じたのだと思います。来年の目標は、ゴウさんのライブに友達を連れていくことです。今年もありがとうございました!(30代, 女性)

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