Saitama:
2022年5月15日(日)
午前の部 10:00開場 10:30開演 12:00終演予定 延期
午後の部 13:30開場 14:00開演 15:30終演予定 延期
at 縁卓 / 埼玉県さいたま市南区南浦和1-22-10
Matsumoto:
2022年6月18日(土)
終了
17:00開場 17:30開演 19:00終演予定
at List Gallery / 長野県松本市大手5-4-25
Fee:
3,500円
Seats:
各回25名
Booking:
以下サイトにてお申し込みください(受付担当:キャッチボォル)。
https://catchball.square.site/danshing
Notice:
*近隣のパーキングをご利用ください。
*会場での飲食提供はありません。
*集中力を伴う演目のため、乳幼児の参加は不可となります。
*出演者による物販を行います。合わせてお楽しみください。
Profile:
maekon / ダンサー・振付師。アニメーションダンスを軸に表現活動を行い、長い指先を活かした繊細な表現も得意とする。人の目を惹きつける不思議な動きで、MVなど様々な映像作品に出演。日常の延長にある踊りを模索しながら、詩に向き合うことに挑戦する。
ウチダゴウ / 1983年生。立教大学法学部卒。してきなしごと代表。執筆・出版から、商品コンセプトや企業理念の詩執筆、詩のドローイングまで、活動は多岐に渡る。グラフィックデザイナーとして、ブランディングを兼ねたディレクション・デザインも。全国各地で個展・朗読会を開催。近年スコットランドを度々訪ね、現地での執筆・朗読・個展活動を行う。詩集に『空き地の勝手』『原野の返事』(してきなしごと)、『鬼は逃げる』(三輪舎)。雑誌『nice things.』連載。
Message:
昨年彼女からこの企画の提案を聞き、二つ返事で引き受けました。といっても、確か彼女は当初「いつかやれたら...」と話しかけてくれたと思います。で、ぼくは「いつかじゃなくていいじゃん、もうやっちゃおう」と返事をした気がします。こういうアイディアを大事に育てていくのも選択肢のひとつだけれど、ぼくはどちらかというと〈鉄は熱いうちに打て〉派。思い立ったが吉日、すぐにやりたいのです。
命には限りがあって、思いにも限りがある。今日やりたいと思ったことが、明日もやりたいことである保証はどこにもないし、今日やりたいと思ったことを明日もやりたいと感じたとして、でもそれができる気力や体力は失われているかもしれない。自分の肉体と精神のみを費やして表現するぼくらのような生き物は(少なくともぼくは)、燃えることのできる瞬間に正しく燃えなければいけない。だから「いつか」なんていう時間は、少なくともぼくのなかに存在しないに等しいのです。
この告知を見聞きして「あ、いつかこのイベントに行きたいな!」と思った人には申し訳ないけれど、たぶんその「いつか」は来ません。もちろん、この企画が何年も続く可能性もある。けれど、タイトルこそ同じでも、今回の企画と何年後か先の企画は、まったくの別物です。この瞬間のぼくらの舞台に立ち会えるのは、これが最後、今生の別れです。maekonのダンスとどれだけせめぎ合えるか、どこまで摩耗できるか。この企画のことを考えると機嫌が悪くなるくらい。きっと当日の幕があがるまで、ぼくはこの緊張感のなかにいることでしょう。ビリビリ生きていきましょう。ぜひともお越しください。/ ウチダ