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暗いぐらいの家 オープンハウス

Date:
2018年5月5日土曜・祝日、6日日曜
10:00 — 16:00 / 予約不要

Address:
長野県安曇野市穂高有明
住所検索でヒットしない場合がありますので
見学希望の方は、以下までお問い合わせください
詳しい場所をお送りいたします

Contact:
リスと設計室・横山 090 1869 6114 / info@listenanddesign.com
国興ホーム・田中 090 6521 5585 / info@coccohome.jp

Notice:
子連れで見学をご希望の方へ
長い年月と費用をかけ、ようやく完成した個人の住宅です。また、今後、アトリエ・ギャラリーとして使用する場です。大声で叫ぶ、走り回る、乱暴に触る、投げる、壊すなど、マナー未習得のお子様・親御様のご来場はご遠慮願います。してきなしごとのアトリエとして、以降あり続けますので、対等に関係を構築できる大人になってから、ぜひいらしてください。


新居兼アトリエの「暗いぐらいの家」を構想し始めたのは、2015年。建築家や工務店とできる限り対等に携われるよう、家の構造や燃費について、本を読むところからスタート。2016年からはいよいよデザインが始まり、いくつものオープンハウスを訪ねつつ、家の全パーツを調べにショールームを巡る日々。ひとつひとつ、目の前に立ちふさがる課題をクリアしていくように進んできました。その「暗いぐらいの家」が、5月、ついに完成します。

設計士は、ネーミングやデザインで携わらせていただいた設計事務所、リスと設計室。施工管理は、外張り断熱とハイブリット換気システムによる省エネ住宅に長年の経験値がある、国興ホーム。昨秋の棟上げ以降は、本当にたくさんの職人さんたちが、入れ替わり立ち替わり、この家に携わってくれました。図面が完成すれば、そのまま家が建つと思ったら、大間違い。現場で、いくつものプランが微調整されたり、変更になったり。その大変さは、皆さんの想像の域を確実に超えます。

ぼくがこの建築で一番楽しかったのは、すべてが初々しいこと。設計の横山さんは、戸建設計が初めて。国興ホームの社員で現場監督の安藤さんは、現場が動き始めた昨年当時、入社一年目。そして半年間、たった一人で木工部分の造作を進めていた大工の山辺さんは、独立して一年目。そしてもちろん、ぼくも、家を建てるのは初めて。ぼくは、経験値に由来するプロフェッショナルさで語られる話より、走り出したばかりの人の情熱や知らないがゆえの無謀さが詰まったストーリーのほうが好きなのです。

そんな偶然が重なった「暗いぐらいの家」は、とことんシンプルで、だけれどオリジナリティのある、素直な空間に仕上がりました。 ゴールデンウィークの2日間だけ開催するオープンハウスで、ぜひその全貌をご覧いただけたらと思います。この2日間は、設計士、工務店、そして施主、3者が揃っていますので、家の作りについて、構想から実現までの経緯について、知りたいことがあればどうぞお尋ねください。皆さんのお越しをお待ちしております。

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